ブログ

2026-05-25 07:25:00

あなたの音には、あなたの「今」が出る。

レッスンをしていると、時々こんな場面に出会います。

 

音符はちゃんと吹けている。リズムも合っている。でも、なんだか……伝わってこない。

 

これ、実はとても大事なサインなんです。

 

音楽って、楽譜を正確に再現するだけがゴールじゃないと思います。

もちろん、正確さは大切。

 

でも、それは入り口にしか過ぎなくて、その先に届けたい音があると思います。

 

 

私がずっと感じていることは、音はその人の「今の状態」をそのまま映し出すということ。

 

練習に集中できていない日は、音もなんだかふわふわしているし、

反対に「この一音、届けたい」と思って演奏しているときは、

あらためて聴き直した時も、なぜか惹きつけられます。。。

 

何というんでしょうか。

 

音の奥にある「思い」や「感情」「気持ち」は、聴いている人に必ず伝わると思うんです。

 

思いを込める、表現するってどうしたらいいですか?という疑問。

練習する時に、こう問いかけてください。

 

・この曲、誰に届けたいですか?

・このフレーズ、どんな景色を思い浮かべながら吹いていますか?

・聴いた人に、どんな気持ちになってほしいですか?

 

「なんとなく青い海のような感じ」とか、「好きな人を思う気持ちのような、、」とか、

そのイメージが息の使い方を変えて、フレーズの山を変えて、音色を変えていくと思います。

 

少しくらい音を外したって、「あ、この人の音、好きだな~」と思ってもらえたら、聴いている人の心に残るものです。

 

才能があるかないかじゃなくて、「伝えたいことがあるかどうか」の話だと思います。

 

あなたにしか出せない音が絶対にあるので、

それを一緒に見つけていくのが私のレッスンで一番大切にしていることです。

----------------------------------

☆おまけ☆

重い感じのドロドロとしたイメージを伝えたくて、

「海に入った場面で、わかめみたいな海藻が体にまとわりついている感じなんだよね」と、

ピアニストの麻里さんに伝えたら、

「私もそう思ってた!」と同じイメージで演奏していたという某クラシック曲。

 

想像力は自由ですw

 

 レッスンのコピーのコピー (2).jpg